保険募集人・IFAのための顧客フォロー設計
保険募集人が
LINE公式アカウントを始める前に
決めたい5つのこと
LINE公式アカウントを作ったものの、 「何を配信すればよいのか分からない」 「登録者が増えない」 「結局、更新が止まってしまった」 というケースは少なくありません。 大切なのは、アカウントを開設することよりも、 開設前に運用の目的と仕組みを決めておくことです。
生命保険募集人やIFAなど、金融関係の営業パーソンにとって、 LINE公式アカウントは、既存のお客様や見込み客との接点を 継続するための有効な選択肢です。
一方で、LINE公式アカウントを 「保険商品を案内するための一斉配信ツール」 として始めてしまうと、配信内容が営業中心になり、 読まれなくなったり、ブロックされたりする可能性があります。
LINE公式アカウントの役割は、すぐに契約を獲得することではありません。 お客様に役立つ情報を継続して届け、 必要なときに相談先として思い出してもらうための 「接点維持の仕組み」として設計することが重要です。
LINE公式アカウントを使う目的を決める
最初に決めたいのは、 「LINE公式アカウントを使って何を実現したいのか」です。
保険募集人がLINE公式アカウントを始める目的としては、 主に次のようなものがあります。
- 既存のお客様との接点を継続する
- 保険や家計に関する情報を定期的に届ける
- 住所変更や給付請求などの連絡窓口を分かりやすくする
- セミナーや相談会の案内を届ける
- 必要なときに相談してもらえる関係を作る
最終的に契約や相談につなげたいという目的があっても問題ありません。 ただし、それを配信の表面に強く出しすぎると、 受け取る側には「営業メッセージ」と感じられやすくなります。
既存のお客様や見込み客へ、家計、保険、資産形成、 暮らしに関する情報を月1回程度届け、 困ったときに気軽に相談してもらえる関係を作る。
誰に登録してもらうのかを決める
次に、どのような人にLINE公式アカウントへ 登録してもらうのかを決めます。
対象が曖昧なままでは、 配信内容も曖昧になります。 すべての人に同じ情報を届けようとするよりも、 最初は優先する対象を絞った方が運用しやすくなります。
| 既存のお客様 | 契約後の情報提供、各種変更手続き、保障確認、 ライフイベントに合わせたフォローを行います。 |
|---|---|
| 過去に相談した方 | すぐに契約には至らなかった方とも、 情報提供を通して接点を維持します。 |
| セミナー参加者 | セミナー後の補足情報や、 次回セミナーの開催情報を届けます。 |
| 紹介を受けた見込み客 | すぐに面談を求めるのではなく、 まずは情報提供を通じて安心感を作ります。 |
最初は既存のお客様を中心に始める
初めてLINE公式アカウントを運用する場合は、 すでに関係ができている既存のお客様から 登録をお願いする方法が現実的です。
面談時、契約後の連絡、年賀状、メール、 定期訪問などの機会を使って、 「今後の情報提供と各種連絡のために登録をお願いします」 と案内します。
「保険の営業情報を送ります」と伝えるよりも、 「家計や暮らしに役立つ情報を月1回程度お届けします」 と説明する方が、登録後の内容もイメージしてもらいやすくなります。
どのような情報を配信するのかを決める
LINE公式アカウントを作った後に多い悩みが、 「何を送ればよいか分からない」というものです。
この状態を防ぐために、 開設前に配信テーマの大きな分類を決めておきましょう。
- 生命保険や損害保険の基本的な考え方
- NISAやiDeCoなど資産形成に関する基礎情報
- 教育費、住宅購入、老後などライフイベントの情報
- 医療、介護、相続など将来の備えに関する情報
- 防災、事故、物価高など暮らしに関する情報
- 住所変更や名義変更など各種手続きの案内
「保険の話だけ」にしないことが重要
保険商品や保障見直しの案内だけを続けると、 登録者にとって読む理由が少なくなります。
家計、教育、介護、資産形成、防災など、 お客様の暮らし全体に関係するテーマを扱うことで、 情報提供として受け取ってもらいやすくなります。
「引越し後に忘れやすい住所変更」 「教育費はいつから準備する?」 「入院時に必要なのは医療費だけではない」 「台風前に確認したい火災保険」 「老後資金は総額より毎月の不足額から考える」
配信の割合を先に決めておく
目安としては、 お客様に役立つ情報を8割、 セミナーや相談などの案内を2割程度にします。
毎回相談を促すのではなく、 「必要な場合はLINEからご連絡ください」 という自然な窓口を置く程度でも十分です。
配信テーマ30選、初回配信テンプレート、 相談導線チェックリストを収録しています。
相談につながる導線を決める
役立つ情報を配信していても、 相談方法が分からなければ、 お客様は行動できません。
LINE公式アカウントを始める前に、 登録後にどのような流れで相談してもらうのかを 決めておきましょう。
役立つ情報を届ける
保険や家計に限らず、 お客様の生活に関係する情報を定期的に届けます。
簡単に返信できる窓口を置く
「相談希望」「内容確認」など、 短い言葉を返信するだけで相談できる形にします。
相談方法を案内する
LINEチャット、電話、Zoom、対面など、 利用できる相談方法を分かりやすく伝えます。
相談のハードルを上げない
「個別相談を予約してください」と案内するだけでは、 まだ相談内容が整理できていない人には 負担に感じられることがあります。
まずは、 「気になることがあれば、このLINEへそのままご返信ください」 と伝えるだけでも、相談の入口を作れます。
今の保障内容が分からない方や、 自分に関係があるか確認したい方は、 このLINEに「確認希望」とご返信ください。 無理に商品をおすすめするものではありませんので、 情報整理からお手伝いします。
無理なく継続する方法を決める
LINE公式アカウント運用で最も避けたいのは、 開設後に配信が止まってしまうことです。
毎週配信しなければならないわけではありません。 保険募集人の顧客フォローであれば、 まずは月1回でも継続することが大切です。
- 毎月の配信日をあらかじめ決める
- 3か月分程度の配信テーマを先に選ぶ
- 文章の基本テンプレートを用意する
- 季節やライフイベントをテーマにする
- 文章だけでなく動画や資料も活用する
- 配信準備に使う時間を月1回確保する
配信を自分だけで抱え込まない
本業の面談、契約手続き、既契約者対応を行いながら、 毎月新しいコンテンツを作ることは簡単ではありません。
配信テーマ、文章、動画、画像などを すべて自分で制作しようとすると、 運用そのものが負担になります。
継続するためには、 既存のテンプレートや動画コンテンツを活用し、 自分はお客様とのコミュニケーションに 時間を使える状態を作ることが重要です。
LINE公式アカウントは、作る前の設計で決まります
LINE公式アカウントには、 メッセージ配信、チャット、リッチメニュー、 アンケートなど、さまざまな機能があります。
しかし、機能を覚える前に、 誰に、何のために、どのような情報を届けるのかを 決めることが先です。
「目的」「登録対象」「配信内容」「相談導線」 「継続方法」の5つを整理してから始めることで、 売り込みに偏らず、お客様との関係を 無理なく育てられるLINE公式アカウントになります。
保険募集人向け
LINE公式アカウント活用スターターキット
LINE公式アカウントを始めたい方、 配信内容に悩んでいる方のために、 すぐに活用できるスターターキットを無料でご用意しました。
- 顧客フォローに使えるLINE配信テーマ30選
- そのまま使える初回配信テンプレート3本
- 相談につながるLINE導線チェックリスト
- 30日間の実践スケジュール
LINEに登録して無料特典を受け取る
LINE登録後のあいさつメッセージから、
特典ページのURLをご案内します。
閲覧用パスワードは、LINEのチャットからお問い合わせください。
よくあるご質問
保険募集人がLINE公式アカウントを使うメリットは何ですか?
既存のお客様や見込み客へ継続的に情報を届け、 各種手続きや相談の窓口を分かりやすくできることです。 すぐに契約を求めるのではなく、 必要なときに思い出してもらう接点作りに向いています。
LINEでは保険商品の案内を配信した方がよいですか?
商品案内だけに偏る運用はおすすめできません。 家計、資産形成、教育、介護、防災など、 お客様の暮らしに役立つ情報を中心にし、 商品や相談の案内は一部にとどめる方が継続的な関係を作りやすくなります。
LINE公式アカウントはどのくらいの頻度で配信すべきですか?
最初は月1回でも問題ありません。 無理に回数を増やして更新が止まるよりも、 お客様に役立つ内容を継続して届けることが重要です。
既存のお客様だけに登録を案内してもよいですか?
はい。最初は、すでに関係ができている既存のお客様を中心に 登録を案内する方法が始めやすいでしょう。 運用に慣れてから、セミナー参加者や見込み客へ広げる方法があります。


